新型コロナ対策

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こんにちこんばんは。新型コロナウイルスの影響で生活様式が随分と変わってしまったように感じていますが、皆さんはお変わりなく元気にお過ごしでしょうか?
これを機に、何が必要で何が不必要か?など考えさせられることがあったり、再確認できるような出来事などもあり、私はポジティブに捉えています。仕事の方は、キャンセルが相継ぎましたが、いまはWebセミナーで対応をさせていただきています。仕事ができると言うことも嬉しいことだなと、噛み締めながら働いています。

さて、今回のお話は、感染管理を広めていきたいという気持ちからチームを作りました!のお話です。
私は、今年から8カ所でスタディークラブを作っています。詳しくは、前のブログを読んでみてください。そのスタディークラブには、歯科衛生士として臨床をしながらも、新しいことにチャレンジをしたいという方もいらっしゃいます。私は、つくづく1人でできることには、限りがあると思っていました。そこで1人でも多く、私のアイデンティティーを理解して、同じような活動をしてくださる人を育てていくことが必要だと考えており、その活動を実際にスタートしました。私1人が教えにいける範囲というが、数には限界があります。でも、内容は私が作り、その内容をレクチャーしてきちんと理解してもらって、それを伝えにいってくれるチームがあれば、普及する数が増えるわけです。いま現在、5人のチームを組んでいます。

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そこでメディコムジャパンとタッグを組み、今回院内セミナーをそのチームのメンバーで行なっていくプロジェクトが始動しました。これは、感染管理の説明の講義、皆さんの医院のシステムに合ったマニュアル作りのお手伝い、実際の消毒方法のレクチャーなどを行う半日(3〜4時間)のセミナーです。院内へ来てくださいと言われれば、みなさんの医院へ一番近いメンバーが伺います。それと院内訪問なしでも、WEBでセミナーを受けることも可能です。この2通りの方法でセミナーを提供したいと思います。

詳しくは、チラシを参照してください。

第2波、第3波ではなく、これからは、新型コロナは存在し続けるわけです。ワクチンや特効薬ができたら、ウイルスが変異を起こしやすくなります。この1つ前のブログを読んでいただければ、分かってもらえるのですが2050年では、感染症で亡くなる人が増えるのです。ということは??ウイルス、細菌などの新たなものが出てくる可能性が今後増えるのです。いま、良いチャンスだと前向きに捉えて、今後の診療のためにも対策をこうじましょう。
もちろん、私自体へのお願いもあれば、私もセミナーを行います。

新型コロナウイルスの影響で、メンテナンスを自粛することがここ数ヶ月あったかと思います。それでも私の患者さんからは予約があり、私は受け入れていました。インスタグラムにあげた内容ですが、反響が大きく、応援のメッセージを多くいただいたので、ここでもお話をしておきます。歯科のメンテナンスは、不要不急なのか?私は、不要不急な歯科治療、メンテナスの含めてなどないと考えています。必要だから、患者さんを呼んでいるのです。費用だから患者さんも予約を取るのです。
今まで、メンテナンスには、3ヶ月に1回来てください、歯周病が悪化したり、虫歯ができていないか?チェックが必要ですよと説明していた医院さんも多いと思います。それが、メンテナンスは、危険だから歯科衛生士もやりたくないなど、おっしゃる方もいました。このことを今一度、考えて欲しいのです。インフルエンザ、HIV、風邪、結核など今まで感染症はいつも隣合わせでした。いつも危険なわけです。でもメンテナンスで患者さんを受け入れていたわけですよね?そうです、私たちの仕事なんですよ、それは。感染管理だってそうです。ですから、私はできうる限りの感染管理をして、患者さんをいまも受け入れています。そして、メンテナンスを延期してる場合で患者さんがどうしても怖いからいかないっていうのは、ご本人さんの意思であり、決断だからいいと思いますが、みなさんから受け入れない場合、どう答えますか?たとえば、患者さんに3ヶ月に1回のメンテナンスいかなくても、なんともなかったし、これからももっと感覚あけていいわって言われたらどう答えます?これには、きちんと答えが必要です。散々、メンテナンスの重要性を話してきたのに、、、、それが水の泡になることがあるわけです。患者さんからの信頼を失うことに。。。。これは、残念なことですよね?私は、このようなことも減らしたいのです。ですから、きちんと患者さんが安心して、来院できるような環境を作って欲しいのです。
私の患者さんが私に言ったことは、そこまで感染対策してるなんて、さすがやね、バッチリやわ、安心して受けれるって言ってくれています。
やはり、感染管理も信頼関係なんですよ。みなさんなら、ちゃんとやってくれている、だから安心して通うんだって思ってくださる患者さんをたくさん増やして欲しいのです。
このことからも私は熱い思いを持って、みなさんへ語っていきたいと思います。
メンテナンスによる必要なクリーニングは、全身の炎症にも関与するグラム陰性菌量を軽減できるのです。これは、新型コロナウイルスにも他のウイルス感染でも有効的な予防策です。患者さんを受け入れる際のスクリーニング(新型コロナウイルスに罹患していないか?その他の発見されているウイルス、細菌感染を起こしていないか?)を行い、PPEでも従事者側の感染対策、患者さんから患者さんへの水平感染対策など、を行なって患者さんを受け入れていってください。

このブログを読んでいただいたことに感謝を致すとともに、ぜひ今後のためにもご検討ください。よろしくお願い申し上げます。

丸橋 リサ